0. はじめに
私は10億トークン利用を目標に、日々AIと対話し、AIの使い方を勉強しています。
この記事では、そんな私が毎日AIに指示を出し続けている際に、常に意識していることをまとめてみます。
1. AIとの会話で意識していること
私が普段AIに指示する際に意識していることは、『作業に必要な情報を正しく、詳細に与える』ということです。
言い換えれば、
『私が知っている全ての情報を、AIも知っている状態を作り上げること』
です。
AIはとても優秀です。自分よりもはるかに優秀だと思います。
そんなAIがたまに変なアウトプットを出してしまう。
それはなぜか?
それは作業に必要な前提情報、インプット情報が欠けているから!
本当にそれに尽きます!
もし仮に、私の交友関係、日々の仕事内容も含めた30年分の人生をAIが全て理解していたら、私より良いアウトプットを出すに決まってます。
なぜなら私より優秀なので!笑
つまりAIを利用するにあたって最も意識すべきは、
いかに正しく詳細な情報をAI様に与えてあげられるかだと考えています。
2. 技術的な制約
トークン数の制約
とはいえ、何でもかんでも情報をあげれば良いというわけではありません。
AIにはコンテキストに保持できるトークン数、 つまり作業にあたって保持できる脳のキャパシティみたいなものがあります。
そしてこれは思ったよりも少ないです。 (モデル進化によって、徐々に拡大傾向にありますが)
つまり、2026年2月時点において、 AIは『めちゃくちゃ優秀だけどちょっとしか記憶できないやつ』というイメージが一番近いかなと思います。笑
そのため貴重なキャパシティを有効活用するためには、今から依頼する作業において必要な情報は何か、をとても意識しています。
必要な情報とは?
作業に必要な情報が何かを精査するコツは、
仮に何も知らない今の自分が、突然この作業を依頼されたら、期待するアウトプットがだせるか?
を自問自答することです。
例えば以下のようなイメージです。
- システムを「実装」してほしいなら「設計書」を渡す。
- スライドを作ってほしいなら、資料の目的、聞き手の情報などをちゃんと伝える。
- 議事録を書いて欲しいなら、会議で飛び交う独自用語について「用語集」を渡す。
自分が出せないアウトプットは、AIにも出せません。
AIに過度に期待せず、新人に作業指示するかの如く丁寧に教えます。
新人と違うのは、アウトプットが爆速だという点だけです。
プロンプトエンジニアリングなんて大層なものはいりません!
これを意識するだけで本当に変わるので、騙されたと思って1度試してみていただきたいです。
3. 副次的な効果
AIへの指示は修行
先ほどまでの内容を意識して、毎日AIへ何回も指示を実施する。
これはつまり、毎日何回も『新人向けの丁寧な指示を高速で考えている』ということになります。
もはや修行です!笑
ただこの修行を実践すると、自然と後輩やチームメンバーへの指示も素早く正確にできるようになり、結果として人間への指示も精度があがるという副次的効果があります。
人間への指示も修行
また人間への指示もAIへの指示の『修行』と捉えると、指示をすることがゲームのように楽しくなります。(これは自分だけかもしれません)
この人間はこの指示文でどのように自律的に動き、どのようなアウトプットを出すのか。
期待するアウトプットが出ればこの指示文で良かったんだ、アウトプットがダメであれば指示文のどこがダメだったのか。
現実世界でも勝手にPDCAを回し始めることができます。
4. まとめ
「AI」と聞くと遠い存在に感じますが、「めちゃくちゃ優秀だけど何も知らない新人」と思えば近い存在になると思います。
また「プロンプト」ではなく、「後輩指導」と捉えれば、記載内容も迷わなくなるのではないでしょうか。
この記事を通して、1人でも修行仲間が増えると嬉しいです!
私と一緒に修行しましょう!