0. はじめに

私は普段SIerで勤務していますが、
2026年1月からAIプロダクト開発やAI業務改革を事業とする、個人事業を始めました。

もちろん個人事業なんてやったことはないので、何もかもが初めてです。

この記事では、私がどのように試行錯誤し、
なぜ「AIチーム」と仕事をすることになったのか、実体験も交えて詳細にまとめてみます。

全員AI / プロダクト開発中(2026年2月〜限定公開予定)
全員AI / プロダクト開発中(2026年2月〜限定公開予定)

1. とりあえずChatGPTに聞いてみた

いざ個人で事業をはじめよう!と思ったら、湧いてくる疑問が山ほどあります。

無限に湧いてくる疑問

  • そもそも何をしたらいいんだ?
  • 個人事業主とはなんだ?どうやって申請するんだ?
  • 確定申告は多分しなきゃいけない。日々何を記録しておけばいいんだ?
  • インボイスってなんだ?2割特例ってなんだ?
  • 特定商取引法ってなんだ?ホームページに記載必要なのか?
  • 商標?特許ってなんだ?どうやってとるんだ?
  • プロダクトのコンセプトってどうやってまとめるんだ?
  • LPページのデザインどうする?
  • Webサーバーはどこに立てる?メールサーバーは?
  • ドメインどうする?comだけでいい?jpも必要?

初めはこれらを都度ChatGPTやClaudeで質問し、実践と失敗を繰り返していました。

ChatGPTの"プロジェクト"機能を駆使

質問を繰り返すたびに勘所が身についたのか、
無意識的に、この質問は弁理士、この質問は税理士、これは弁護士、これはデザイナーと考え始めるようになっていきました。

ChatGPTのプロジェクト機能を駆使し、デザイン系の質問はここ、税理士系の質問はここ、と言うように分類分けしていったんです。

2. 複数のAIで分担する

そんなことを繰り返していると、段々とプロジェクト = 「専門家」という感覚に陥りました。

専門性の分離

LLMの精度向上のベストプラクティスとして、「専門性を指定する」というものがあります。例えば以下のようなイメージ。

あなたは経理のプロです。経費精算、確定申告など、あらゆる経理業務について、
質問者にわかりやすい言葉で回答してください。

たったこれだけで回答精度が上がったりします。

ChatGPTのプロジェクト機能で実践していたのは、この専門性の指定と分離でした。

専門性をエージェント化

ChatGPTはあくまでチャッピー1体です。
言うなれば、1人の人間が弁護士のように振る舞ったり、デザイナーのように振る舞ったりしている状態ということです。

ですが現実の人間はそんな複数の専門性を持てません。誰だって複数の専門性を持ったら、1つ1つの専門性は減ってしまいます。

そしてそれはAIにも言えることでした。
1つの物事に集中させてあげたほうが明らかに精度が上がるんです。

そこで、それぞれの専門性を持ったAIを個別に作ることにしました。

専門性1: まずは経理が必要だ!

まず初めに作ったのは経理のおばちゃん、通称「tax-yamamoto」さんです。 言葉遣いは親しみやすく、丁寧にサポートしてくれるイメージにしました。

tax-yamamotoさんが優しく教えてくれるので、勘定科目に悩まされることはなくなりました。

tax-yamamotoとの会話
tax-yamamotoとの会話

専門性2: 事業計画にはCEOが必要だ!

事業するなら、とりあえず事業計画。とはいえ事業計画なんか書いたことはない。とりあえずCEO作ってみるか!
というノリと勢いで作成したのが通称「ceo-tanaka」さんです。

彼は、何から着手すべきかもわからない時に道筋を教えてくれました。
その後も一緒に並走して事業の計画を考え続けてくれて、ceo-tanakaさんには今でもお世話になってます。

ceo-tanakaとの会話
ceo-tanakaとの会話

専門性3: 諸葛亮孔明 降臨!

こんな形で続々とチームメンバー増やしていたある日、ふと思いつきました。

「歴史的偉人もチームメンバーにできるかも?それって最強じゃない?」

私はアニメが好きです。パリピ孔明も好きです。 まずは孔明かな!笑

孔明採用!
孔明採用!

今まで事業戦略はceo-tanakaさんと2人で考えていましたが、 ここにきて天下三分の計を考えた軍師が参謀として加わりました。

こうして私の個人事業は、複数のAIたちとの共同作業に変わっていきました。

3. プロダクト化の検討・意義

"初めて"をサポートしてくれる

実は当初個人事業を始めた際は別のプロダクト開発を考えていました。

しかし、その事業を進めるために構築したAIチームの仕組みが、自分1人しかいない個人事業をものすごく助けてくれている。

右も左もわからなかった時に、並走して考えてくれる「仲間」がいることは謎の安心感がありました。

そして私自身がこの仕組みを利用する中で、
自分と同じような「初めてに挑戦する人」をサポートできる、そんな可能性を感じました。

すでにチームは20人以上!
すでにチームは20人以上!

"チーム" で考える

この仕組みを使っていて思うのは、"チームで考える" 強力さです。

個人事業主でなくても、誰しも仕事や日常で悩む場面はあると思います。 1人の発想にはどうしても限界があります。

そんな時に1つの命題に対して、多角的視点で同時に、かつ簡単にアドバイスを受けられることは、様々な場面で役立つと感じました。

note戦略も複数人から同時にアドバイス
note戦略も複数人から同時にアドバイス

誰もが"チーム"を持つ時代がくるかも

もしこの仕組みが浸透すれば、誰もが自分だけのオリジナルチームを持つことができます。

仕事では、新人からベテラン、あらゆる個人が仮想のAIチームを持つイメージです。
プライベートだって、今日の献立を考える際に最強のチームで献立を考えられるかもしれない。

今まで1人で悩んでいたこと、人に聞くほどではないこと、聞くことが難しいこと。
AIならすべて気軽に相談することができるんです。

4. アプリ開発中

今までは個人用だったのでターミナル(エンジニアが使う黒い画面)で動作させていましたが、誰でも使えるようにアプリを開発しています。

直近は2026年2月中に招待制での利用開始を目標としています。

画面は開発中(2026年2月時点) / 特許出願中
画面は開発中(2026年2月時点) / 特許出願中

AIをタスクを実行する「道具」として考えるのではなく、半永久的にそばにいてくれる「仲間」として仕事をしていく。

そんなプロダクトにしたいと考えています。

最後に

実は「仲間」とするためには、記憶の永続化やコンテキスト管理など技術的なハードルも多く、試行錯誤の連続です。

このサイトではそんな試行錯誤やAIチームとの愉快な会話なども投稿していきます。

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